以前は多くのレシピ本を持っていました。
それは、料理よりもお菓子のレシピ本。
我が家の次男に、重度の食物アレルギーがあったからです。
当時、小麦・乳・卵を使わないレシピなどの情報は少なく、レシピ本はとても助かりました。
けれど、全てのアレルギーに対応したレシピ本はない為、冊数が多く…
1年半前に食物アレルギーの治療が終わり、作る回数は激減。
今回、レシピ本を見直し整理すると共に、収納場所を変えることにしました。
レシピ本の収納方法の悩み
レシピ本を置いていたのは、キッチンカウンターの一番下。
無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・1/2」に入れていました。
ケース2つ分あったレシピ本も、少しずつ見直しを重ね。
「ケース1つに入りきるだけ」と、ここまで減らしてきました。
この収納方法の悩みは、ホコリが入りやすいこと。
床に近い位置ですし、動きがなくなってきたため、久しぶりに出すとホコリが…💦
なんとなく嫌だな~という気持ちがムクムクと。
ただこの位置は、すぐに手を伸ばせてとても便利。
その為、長いこと収納場所を変えずにいました。
キッチン食器棚の収納を見直す
目をつけたのが、カウンター隣の食器棚。
お菓子作りの回数も減ったこともあり、製菓関係の用品を整理することに。
最近使わないものを取り除くと、スペースが生まれました。
食器棚の引き出しは、大きなものが三段。
- 一段目 … よく使う弁当関係のもの、保存容器、エプロン
- 二段目 … 水筒
- 三段目 … 消耗品ストック、製菓用品
一番上がよく使うもの、下に行くほど使用頻度が低いものです。
併せて横幅がある引き出しなので、向かって右側によく使うもの、奥の壁側は使用頻度が低いものとしました。
製菓用品と一緒に、レシピ本は三段目へ。
使用頻度を基に、「取り出しやすく戻しやすい」を考えて収納場所を決めると快適になります。
思い出に変わると「持つ」意味が変わる
場所はあまり変わらないけれど、引き出しならホコリが入りません。
自分には、これがとても重要。
掃除が大変になることがストレスだからです。
その為、キッチンの上に調味料やキッチンツールを置くことも止めています。
「何を優先するのか?」「何が快適なのか?」
それは、人それぞれです。
最近ではネットで簡単にレシピも検索できるし、レシピ本がいらない方もいますよね。
何度も何度も作ったお菓子。
自分はやっぱり、まだサヨナラしたくない…
それでも活用頻度が減り、「思い出」になりつつあると感じました。
これを意識すると収納が変わるだけでなく、「持つ」意味も変わってきます。
「これは大切」というレシピ本だけ選んで、食器棚の引き出しへ収納しました。
この先、価値観は変わっていくかもしれません。
だからこそ、時々「もの」と向き合うことが大切なのだと思います。
お気に入りだけに囲まれた空間を作るためにも、時々しっかり「もの」と向き合ってみてくださいね♪