子どもは成長と共に、遊びが変わりますよね。
ついこの前までよく遊んでいたと思っていた「おもちゃ」
最近、遊ばなくなったな…と感じたら、整理の時期かもしれません。
全ての「おもちゃ」を一か所へまとめると溢れてしまう場合…
スペースに合わせて「おもちゃ」を選び、分けることで解決したりします。
もちろん選ぶのは、子ども自身。
今回は、溢れてしまった「おもちゃ」の整理です。
※掲載許可いただいています。
子どもの成長と共に変わること
3人のお子さんは、この春、中1・小5・小1に。
一番下のお子さんが小学生になり、生活が変わっただけでなく、遊びが変わってきたように感じていたそうです。
上2人のお子さんは、もうほとんど「おもちゃ」で遊ばないとのこと。
中学生、小学校高学年にもなると、遊ぶ時間も減り、遊びも変化。
おもちゃよりもゲームで遊ぶ子が増えるように感じます。
これまでで増えた「おもちゃ」3人分が、棚に収まらずに溢れていました。

さらに、おもちゃが置いてある部屋を、男の子2人の部屋へ変えていきたいと考えているとのこと。
既に上のお子さんは、こちらの部屋で寝るように。
成長と共に部屋の役割が変わり、収納にも変化が出てきますね。
部屋のレイアウトにも悩まれていて、おもちゃの棚などが地震で倒れる心配もされていました。
子どもの部屋を整えるためにも、まずは「おもちゃ」の片づけをすることに。
おもちゃの整理
まずは、おもちゃの整理から始めます。
今回、事前にお子さん達と、おもちゃについて話し合っていただきました。
おもちゃの要・不要の判断は、子ども自身がします。
手放すものも、「破棄する」「従妹へあげる」と、しっかり判断できていました。
「これは絶対に、ずっと持っている」と思えるおもちゃも決まっていて、判断はスムーズ。
小さな子どもでも、上手に判断できると思いますよ。
実は、親の方が躊躇することも…
今回は、子どもが手作りしたコマ。
子どもは破棄OKですが、親自身が取っておきたいと思われていました。
なので、コマは親が取っておきたい「思い出」として保管するのも良いですね、とご提案。
おもちゃスペースは、今、子どもが遊んでいるものだけにすることが、ポイントだと思います。
Before→After
しっかり整理することを優先することで、大きく収納を変えずとも収まりました。
その為、お手持ちの収納用品を使っています。
Before

After

取っ手のついた布製の入れ物は、リビングまで運ぶことがあるから。
元々リビングへおもちゃを置いていましたが、遊ぶ回数が減ったため、子ども部屋へ置く事にしたそうです。
移動する必要があるため、おもちゃで遊ぶ回数が更に減り、今回の整理に繋がったそう。
タイミング良く整理に繋がったことで、子どもも進んでおもちゃと向き合えたようです。
遊ぶ場所とおもちゃ収納の場所が離れている場合、片づけが面倒になるので注意が必要。
小さい頃は、遊ぶ場所へ遊ぶ物を置く方が、片づけしやすくなります。
もちろん、全てのおもちゃをひとまとめにする必要はありません。
おもちゃを1軍、2軍と分けて、収納場所を分けるのも良いですね。
おもちゃの片づけのポイント
プラレール、トミカが、まだ遊んでいるもの。
お持ちの量から、線路、電車、トミカの街、トミカの車と4種類に分けました。
収納ボックスの上は十分空間をあけて。
中がよく見えて入れやすくなるため、片づけしやすくなります。
かごの中には、その他の雑多なものをまとめて収納。
お子さん達が、完全に手放す気持ちになれない物を入れました。
これらは袋へ入れて収納し、目にはいらないようにしていたそうです。
「そろそろ遊ばないかな?」と確認させると遊び始め、「やっぱりいる!」と毎回なってしまうとのことでした。
子どもって、久しぶりに見るおもちゃが新鮮に映るのですね(笑)
なので、袋から出して目に触れる状態にしておき、しばらくしてから再度整理することをご提案しました。
必要以上におもちゃを増やしたくない時に、この方法は使えます。
1軍、2軍とおもちゃを分けて、2軍のおもちゃは目が届かない所へ。
1軍のおもちゃに飽きたころ、2軍のおもちゃと入れ替えるのです。
子どもに選んでもらうと、しまっていたおもちゃが新鮮で入れ替え!なんてことが、我が家ではありましたよ。
まとめ
普段からお子さんに確認しているため、要・不要の判断がしっかりできていました。
子どもが自分で考え、自分で判断することが、とても大切。
大人から見てガラクタのように見えても、お子さんが大切だというものを大切に扱うことで、実は手放すことができるようになるのです。
お子さんが小さくても、ぜひ一緒におもちゃの整理をしてください。
何度も整理を繰り返すことで、上手になると思いますよ。
そして種類で分ける時は、子どもの遊び方を参考に。
分け方が細かすぎると戻すことが大変。
でも、量が多すぎると探しにくく「ひっくり返して戻さない」が発生することも…
子どもが片づけできない時は、仕組みが原因であることが多いです。
お子さんの遊びや片づけの様子をよく見てくださいね。
そして、見やすく入れやすいよう、収納上部は広くあけて。
戻す場所が分かりやすいよう、ラベリングするのもおすすめです。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しく取り組んでみてくださいね♪