納戸使いの収納は、引き戸で4つ。
手すりを挟んで上下に分かれていたものの、高さと奥行があることで、使いにくくなっていました。
区切るために、棚や収納用品を用意するも上手くいかず、お困りに…
引き戸だったことが、さらに収納を悩ましくしていたようです。
ついつい後回しになりがちな、納戸使いの収納の整理収納サポートです。
※掲載許可いただいています。
高さと奥行がある収納の悩み
廊下に設置された造作収納スペース。
手すりを挟んで上下に分かれて4か所。
奥行がない収納2か所は、何となく使いこなせていましたが、高さと奥行がある収納2か所にお困りでした。
奥行がある収納は、悩む方が多いのかもしれません。
さらに、高さのある収納だったことも、収納を難しくしていました。
これは、空間を区切ることで使いやすくなりますね。
区切る必要性を感じて、すでに棚も用意されていたことが素晴らしい!
そこから先を、一緒にサポートしていきます。
タオルなどのストック収納
最初に、4か所の収納の大きな目的を決めました。
しっかり目的は決まっていましたが、動線から変更した方が良い箇所がいくつか。
大きく収納場所を変えることはせずに、見直しをしていくことにしました。
まずは収納場所から、全てのものを出していきます。
上段には、タオル類のストックを収納したいとのこと。
箱に入ったままのものは、出すことにしました。
元々、段ボールや箱に綺麗に入っていたものも、中まで全部確認していきます。
収納ケースは後でゆっくり決めることとし、種類別に段ボールや箱へ入れました。
上段へ収納していきます。
Before
After
未使用のタオル類を箱から出したら、容量がとても減りました。
実は、未使用のタオルでも、シミがついていたり黄ばんだものが…
すぐに使いたいものは洗濯し、使用している場所へ移動することに。
仕舞いこむより、使った方が良いですよね。
ストックする量が決まったので、後日収納ケースを購入することに。
時々使用するタオルは、手前に立てて。
使用する頻度から、出しておくタオルの数を絞りました。
予備のタオルは左上に。
引き戸なので、使うものは両端に置いた方が、取り出しやすくなりますね。
掃除用品の収納
続いて下段には、掃除関係、雑多なものを収納したいというご希望でした。
広い収納ですが、空間が区切られていないため手前しか使えず、空間がもったいない状態でした。
まずは種類、使用頻度で収納するものを分けていきます。
用意されていた棚を入れ、使用頻度を考え収納しました。
Before
After
一番よく使う掃除関係のものを中段に。
ストックと使用中のものを、しっかり分けて。
掃除用の使用済みタオルも、すぐに取り出せるようにスタンバイさせました。
すぐに取りかかれるように準備するだけで、掃除のハードルが下がると思います。
使いやすさを考えた収納
他2か所の収納は奥行がない引き戸収納
特に大きく乱れていませんでしたが、収納場所を変えました。
よく使うトイレットペーパーやティッシュが下段にあり、かがむ必要があったからです。
よく使うものは腰高以上の上段へ置き、取り出しやすいように。
下段はあまり使わない、ストック品をまとめました。
After
以前は「トイレ」というグループを、なんとなく作られて下段にまとめていました。
同じ種類でグループを作られていたのですね。
こちらを使用頻度で分けると、違ったグループができます。
使用頻度で分けて収納場所を決めたことで、使いやすい収納になったと思います。
グループの考え方を変えると収納も変わるので、見直す時の参考にしてください。
まとめ
納戸使いの収納は、片付けが後回しになりがちかもしれませんね。
ですが、しっかり分けて収納を整えると、とても効果があると思います。
納戸使いの収納から、片づけに取りかかるメリット。
それは、整理でスペースが空き、出ているものを仕舞えるようになること。
不要なものを溜めていることが多いからです。
なにより在庫の把握が出来ることで、余分なものを持つことが減り、二重買いを防ぎ、すっきりします。
つい見なかったことにしがちな収納も、整える効果はたくさんありますよ。
扉を開けてもスッキリ!なら、気持ちが良いですよ!
ぜひ、こつこつ整理してみてくださいね。
もちろん一人では大変…でしたら、お気軽にお声がけください♪