「新しいネクタイが欲しい」と言い出した夫。
でも、ネクタイは収納しきれないほど沢山あるのです!
ネクタイ収納は、ぶら下げる形。
新しく購入するには、ネクタイの整理をしないと、これ以上収納できません。
元々、手放すことが苦手な夫。
「なぜ手放せないのか?」
「新しいネクタイが欲しいのはなぜか?」
自分の気持ちと向き合い、ネクタイの整理を進めました。
見えてきたのは、沢山持っているのに使っているモノは少ない、という状態。
整理をすることで、必要なものが見えてくる…そんな我が家の話です。
手放すことが苦手なのは、なぜ?
手放すことが苦手と言っても、色々な原因がありますよね。
- モノを大切にするよう、しつけられたから
- 迷信を気にするから
- まだ使えると感じるから
- 欠陥がない、綺麗な形のままだから
- 人からもらったモノだから
- 思い出があるから
- 高価だったから
- 小さくて邪魔にならないから
- 捨て方が分からないから
このような理由があると言われています。
「手放せない」にも色々な理由があるので、自分はなぜ手放せないのか?を、意識することが大切。
理由が分かると、対応できることも増えると思いますよ。
夫の場合
夫の場合は、
- 「まだ使えると感じるから」
- 「思い出があるから」
- 「高価だったから」
この3つが、ネクタイによって混在していました。
なかなか手強い理由かと…
思い入れがあるネクタイが多く、時間が経てば経つほど、手放せなくなっている状態です。
これでは手放せなくても仕方がないですね💦
モノと自分の関係を、見つめ直す必要がありそうです。
整理の進め方
とにかく、持っているネクタイ全てを取り出しました。
思い入れが強いようだったので、まずは丁寧に傷や汚れをチェックすることに。
一つ一つ、細かなところまで見ていきます。
すると、角の部分が擦り切れ穴が開いていたり、裏地が透けてしまっているものが沢山!
普段良く見ていなかったため、気づかなかったのですね。
穴が開いていては無理!と、判断しやすかったようです。
「欠陥のない、綺麗な形のままだから手放せない」状態から抜け出せたのは、モノと向き合ったから。
「まだ使える」と思っていたのに、消費期限がきていたことに気づけたのですね。
食べ物だけではなく、服なども消費期限があると思います。
ただ食べ物と違うのは、期限を決めるのは自分自身だということ。
自分軸をしっかり持つ必要がありますね。
夫の最初の判断基準は、「穴が開いているものは破棄」でした。
次に、よく使っているネクタイを確認して分けました。
穴が開いていなくても、くたびれているモノ。
色味や柄が似ていて、あまり手に取らないモノも分けます。
分けていくと、色々なことが見えてきたようです。
そして、気に入っているネクタイから順に、これからも使いたいモノだけ戻していきました。
手放したネクタイは、11本!
結局半分以上、手放しました。
収納にかけきれなかった、息子のネクタイ2本もかけることができました。
整理した効果
整理をしたおかげで、現在持っているネクタイの色味、柄のタイプがはっきりしました。
こうすることで、購入するネクタイの色味や柄を、絞ることが出来ます。
似たようなネクタイばかりになることなく、幅が広がりますよね。
この先、ネクタイをして働くことが何年あるのか考えると…
「そんなに数は必要ないね」
と、本人も納得したようでした。
それでも今は、毎日着用しているのですから、気分が上がることも大切かな、と思います。
必要な数、大切なモノは、人それぞれですから。
手放すことだけに囚われては、寂しい気がします。
家族の想いを尊重することも大切だと、改めて感じました。
それにしても、あれだけ多く持っていたのに、使っているネクタイは少なかったなんて…
そう気づけたことも良かったようです。
そして、「選ぶことができた」「手放すことができた」と自信が持てたよう。
スッキリした気持ちで、新しいネクタイを購入することができました。
まとめ
モノとしっかり向き合うことは、自分と向き合うことになると思っています。
「なぜ、手放せないのか?」
深堀りして見えてきたのは、手放せない理由。
モノへの思い入れが強く、整理を阻んでいました。
「新しいネクタイが欲しいのはなぜか?」
実は数があるのに、使っているネクタイは少なかった。
そして、使っているネクタイは、色味の幅がなかった。
だから、色のバリエーションを広げたい!と感じていたのですね。
ネクタイは沢山あるのに、色味の幅がない状態に陥っていることが分かりました。
洋服を沢山持っているのに着る服が無い!時も、このような状態なのかもしれませんね。
実際に着ている服は、少ないのかもしれません。
持っているだけにならず、使ってあげる。
モノとの関係を見直すと、色々なことが見えてくるかもしれませんよ!