年々増加する災害級豪雨。
地震も含め、防災準備をしていますか?
我が家では、2階キッチン奥にある収納へ、防災用食品をストックしています。
7人分ともなると量が多く、高齢者もいますので、特に準備が必要です。
以前は、ただ収納していて期限切れになってしまったり、これで良いのか不安になったり。
今は、完璧ではなくても少しだけ工夫すれば、回せるようになってきました。
大きなパントリーや食品庫などがない、我が家の防災準備です。
災害時の対応
皆さん、災害時の対応について、どう考えていますか?
我が家は基本、在宅避難を考えています。
災害の大きさにもよるとは思いますが、家が被災しなければ在宅の方がストレスも少ない。
そのため、「家族7人が1週間生活できる」を目標に、準備しています。
家ならば、簡単な調理もできるでしょうし、食べ物のバリエーションも広がりますよね。
「カセットコンロ」と「アイラップ」
調理できるように、カセットコンロを用意。
「アイラップ」とセットにしています。
「アイラップ」は、キャンプや災害時に使える!と有名ですよね。
【袋のラップ】と言われています。
「アイラップ レシピ」で検索すると、たくさんヒットしますよ。
また、非常時にはお皿にかぶせて使用すると、ラップに比べて破けず、洗わずに済み良いそうです。
ローリングストック
お米さえあれば、主食はOKにして、レトルトご飯のストックはしていません。
その代わり、水で戻るタイプのご飯を用意しています。
お餅のストックは大容量を2袋用意。
その他は、飲料、缶詰、パウチ、菓子類、甘味類、栄養補助食品等。
「ローリングストック」と言われる保存方法でストックしています。
備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分を買い足していく方法です。
農林水産省のHPで、様々な企業の「ローリングストック」についての記事がまとめられていますので、参考までに。
我が家の「ローリングストック」法
我が家では、
- リビングの収納へ「ストック」
- 賞味期限が近づくと、キッチン収納へ
- 食べる+買い足し
- リビング収納へ「ストック」
を、グルグル繰り返しています。
「水」だけは、かさばるし必要量が多い。
その為、1階の収納にも分けて保管しています。
購入したら、1階収納に置き、1階収納→2階収納→飲むというサイクル。
購入するのは、普通にスーパーで売っているモノ。
2箱は、防災用の長期保存水にして、管理を楽にしています。
備蓄食品は、実際に食べてみて家族の味評価をもらい、ストックに採用するか検討します。
それでなくても被災時は普段と状況が一変するでしょう。
食べてみたら口に合わない、食べられない、ではいけませんしね。
長期保存できるデザートなども良いですね♪
被災時のアレルギー対応
もともと、我が家は次男に重いアレルギーが。
その為、防災食品への意識は高かったかもしれません。
各地の被災状況をニュースで見るにつけ、配られるものは次男が食べられない食品がほとんど。
たとえ2~3日難を逃れても、その後の配給品が食べられないのでは大変。
そんな思いから、防災食の選定には気を使ってきました。
アレルギー食品を使用せず、日持ちする食べ物を探すのは大変なことです。
しかも、子どもが喜んで食べる物。
小麦が大丈夫になり、卵と乳だけになってからは以下を多めにストック。
- 羊羹
- ゼリー飲料(栄養補助食品)
- おやつ麺
- リッツ
- オールブラン
- お餅
以下、参考までに…
実際にアレルギーの子どもを持つお母さんたちによって監修された防災ハンドブックです。
対応している食品会社、避難所での対応など、本当に詳しく書かれていて参考になります。
美味しいアレルギー対応の防災食を作られていて有名な「尾西食品株式会社」
28品目使用しないクッキーやカレー、カレーうどんなどもあります。
備蓄品
次男は去年、アレルギーを克服(除去解除)
ですが今度は、高齢者への配慮も必要だと感じています。
我が家の義母は、漬物があればご飯が食べられるので、常温保存が効く「漬物」などは良いですね。
また、野菜不足を補うための「野菜ジュース」
子どもが好きな「午後ティー」等の「ジュース」
お湯でとくだけの「スープ」類、「オールブラン」なども用意しています。
「ナッツ」類も良いですよね。
「飴」「チョコ」「羊羹」などは、糖分がとれます。
栄養補助食品とされる、「ゼリー飲料」「バータイプの栄養食」も準備。
「乾麺」も用意していますが、子どもが気分を変えられるよう、「おやつ麺」なども。
子どもが好きな「おやつ」は、余分に購入してストックしています。
備蓄品の管理方法
防災用として別に、ただ保管していた時。
「賞味期限が切れていた~」なんて事もありました。
これを解消するため、「期限チェックの日を決める」ことに。
そして中身を全部確認するのは大変なので「書き出す」方法。
やり方は簡単!
付箋に、品名と期限を書くだけです。
キッチンへ移動した時に破棄。
購入した時に記入して貼っています。
面倒にならないよう、クリアファイル、付箋をセットにして。
非常用食品の箱へ置くだけです。
安心は必要量の把握から
準備しても不安…な事が以前はありました。
足りなかったらどうしよう…という気持ち、ありませんか?
家族の必要量の把握が曖昧だから起こる、不安ですよね。
一般的に、最低3日、7〜10日分用意すると安心のようです。
我が家の場合、水を例にすると、1日1人3ℓ×7人=21ℓ
3日で63ℓ(約5箱)7日で147ℓ
2ℓペットボトルを約74本=12箱+2本(7日分)になります。
どうですか?意外と必要ですよね…
ぜひ、計算してみてください。
まとめ
災害用といっても、普段から口にするもので揃えたら安心できると思います。
ローリングストックは、それを叶える良い方法ですね。
ただ、保存するスペースが必要なので、整理収納とも密接。
食品庫やパントリーがあれば良いけれど、スペースが無い場合は分散する必要がある場合も。
期限切れを防ぐには、動かすルール、チェックするルールを決めることだと思います。
そして、家族が1週間に消費する食品の量を把握して、準備する量を出すと安心です。
必要な備蓄量に悩むなら? → 1週間の消費量を把握する
期限切れを防ぐには? → 運用方法などのルールを決める(いつ?どのように?)
各家庭によって必要なものは違うので、家族に合った準備が出来ると良いですね。
ぜひ整理収納を活用して、備蓄管理を行なってみてください。