気に入ったものを買って、長く使う。
ものの数は少なくても、気に入ったものに囲まれた暮らしが理想です。
昔の夫は、欲しいと思えば買い、多くのものを所有するタイプ。
物欲があまりない自分と結婚したからか、あるいは家族が一番になったからか…(笑)
買い物のスタイルが随分変わりました。
気に入ったら我慢することは難しくても、一呼吸おいて、何を買うか?は検討できます。
気に入って買った、会社用の鞄。
購入する時に一呼吸、修理可能な鞄を購入しました。
鞄は「犬印鞄製作所」のもの。
職人が作る帆布鞄は、質実剛健。
使うほどに馴染み、味わいが増していきます。
毎日使うので随分くたびれてきた為、今回修理に出すことに。
お気に入りを長く使うための修理。
そこから見えてきた、ものの入口についてです。
犬印鞄製作所
「犬印鞄製作所」は、東京都台東区へ実店舗が2店あります。
どちらも可愛い店構えで、明るく入りやすい感じ。
昭和28年(1953年)商標登録。
鞄に寄り添う犬のマークが目印です。
使用されている帆布は、滋賀県高島市産。
この高島では、工業用の帆布が主に生産されているよう。
純綿帆布だけでなく、麻帆布を使った商品もあり、こちらも素敵です。
鞄は様々な種類・サイズがあり、色合わせも様々。
パーツの種類も多い為、迷うこと必須です。
キティちゃんやドラえもん、ウルトラマンなど、キャラクターとのコラボ商品も多くありましたよ。
そして商品には、名前やイニシャルを刺繍してもらえます。
欧文2種類・和文の3種類から選べる上に、色も10色から選べるのです。
お気に入りとして、長く愛用したくなりますよね♪
3年間使用した鞄の様子
鞄を購入してから約3年。
ほぼ毎日使用しました。
丈夫でしたが3年も経てば、あちこちほころびが。
持ち手は糸が裂け…
ショルダーストラップをかける部分がほつれ…
鞄の角が擦り切れてきました。
ショルダーストラップ自体も、かなり擦り切れていました。
鞄の修理方法
今回、お願いしたのは4か所。
- 把手交換+革を巻く
- ショルダーストラップ交換
- 鞄底を革でカバー
- Dカン部分の交換
持ち手の交換はもちろんですが、革を巻くことで補強。
同じく鞄底も革でカバー、補強してもらうことにしました。
職人さんが丁寧に作っているだけあり、修理方法が豊富。
色々な提案をしていただき、納得してお願いできました。
かかる時間は、1ヶ月ちょっとでした。
修理後の鞄
連絡をいただき取りに伺うと、綺麗になった鞄とご対面♪
Before
After
Before
After
Before
After
すっかり綺麗になりました♪
まとめ
とっても綺麗になった姿に大満足だった夫。
大きさ、使い勝手、重さなど、気に入って毎日使い続けた鞄が、綺麗になったのですからね。
最初、修理も意外とお金がかかるし、新しいものを買った方が良いのでは?なんてことも思っていたようですが。
やっぱり修理で良かったようです。
気に入ったものに出会うことは、意外と難しいですからね。
とことん使い、修理し、大事に使う。
やっぱり良いな~と思いました。
整理収納を進めると、ものとの向き合い方が変わってきます。
購入する時、より慎重になることに繋がるのかもしれません。
修理が出来るかどうか?も、購入する際の目安にしてみてはどうでしょうか。
「もの」を家から出すより、家に入れることの方が簡単。
だからこそ、入口に目を向けてみることは有効です。
ぜひ、意識してみてくださいね♪