東京都の「子育て応援とうきょうパスポート事業」協賛店です♪

【サポート事例】片づけの動機は来客!タイムリミットがあるからこそ進む片づけ

来客が片づけの動機になること、ありますよね。

人を招くことは、行動を起こすタイミングになります。

久しぶりに母が自宅へ泊りにくる!

ということで、ご依頼いただいた今回のケース。

物置と化していた一部屋の洋室から、片づけをスタートすることに。

家の中で出てきた、「今、使わないもの」「不要なもの」たち。

これらが集まり、一人では何から始めれば良いのか、わからない状態になってしまったようです。

このような状態は、ちょい置きからスタートし、溜めてしまうことで発生しがち。

とにかく一つ一つ、ものと向き合い判断。

不要なものを、家から出すしか方法はありません。

一人ではなく、サポートがあれば頑張れる!

そんな、洋室+隣室クローゼットを4時間で作業したレポートです。

※掲載許可いただいています

目次

洋室の現在の様子と困り事

片づけする部屋は、玄関から入ってすぐ横に位置する洋室。

タンスが二つ置かれ、誰も使用しない部屋。

1階ということもあり、大きな掃き出し窓のシャッターは、開かずのシャッターとなっていました。

家族が不要なものを、こちらへ置いていってしまうとのこと。

用途のない部屋だからこそ、このような状態になってしまったようです。

この部屋を使わない理由が、ちゃんとありました。

  • 冬は寒く過ごしにくい
  • 地震の時に1階は怖い

その為、季節外の服などをタンスにしまい、倉庫使いしていたのですね。

実は隣にも一部屋洋室が。

テレビもあり、客間のような使い方。

こちらは大きなクローゼットがあり、部屋として機能していました。

倉庫部屋になってしまった部屋には収納がなく、タンスが2つあることで、さらに狭く。

常にしまっているシャッターが、まさに「倉庫」という雰囲気を醸し出してしまったのかもしれません。

まずは整理から

とにかく置いてあるもの全て、整理していきます。

整理とは、「要るor要らない」、「使っているor使っていない」を判断。

不要なものを取り除くことです。

ご本人的には、ほとんど不要なものだと思う…とのこと。

その為、要るもの以外は、破棄する方法で分けていきました。

破棄する方法が分からなかったり、面倒だったりすると、どうしても行動力が鈍ります

最初の整理の段階で、お住まいの地域に合わせた破棄方法で分けてしまうのがおすすめです。

事前のヒアリングで確認していたのは、捨てるには忍びないものたちについて。

ランドセル2つや、習い事で使用しただけの綺麗な鞄など。

捨てるには忍びないものを、多く抱えていらっしゃいました。

さらに最終的には、子ども達とも洋服の整理をしていきたい、という想いが。

破棄ではなく、寄付などの方法で手放せるのでは?

ということで、「古着でワクチン」という寄付方法をご紹介。

片づけのサポートに合わせて、お持ちしました。

「捨てるにはもったいない」だけど「今の自分には不要な服関係」

これらは「古着でワクチン」の袋へ入れていくことに。

こうして、どんどん整理を進めていきます。

クローゼットの片づけ

本来なら、場所ごとに片づけするよりも、ものの種類ごとに片づけしたいところ。

ですが、広範囲なうえに、ものが点在する状態。

今回は4時間の作業なので、出来るだけ今の問題をクリアするために時間を使いたい。

そこで、まずは倉庫使いの部屋を整理。

その部屋へ置かれていた服を集め、客間使いの部屋のクローゼットに着手しました。

判断自体は、とても早く、理由も明確。

ですが服になると、その手は少し遅くなります。

迷いが出た時には、質問を重ね、持つ意味をハッキリさせます。

もちろん、着てみるのが早いです!

着れる、着れない、だったら判断できますよね。

全てのものを判断し、持つ量が決まったところで、クローゼット内の場所(エリア)ごと目的を決めます

クローゼット全体の目的を決めたら、細かな収納場所や方法を決めて。

この時大切なのは、どの程度の片づけ方法なら出来るのか?ということ。

例えば服の場合。

  • 服を畳むことが面倒ではないか?
  • どの程度まで畳めるのか?
  • 畳まずハンガーなら、スペースはどれだけあるか?
  • 洗濯から仕舞うまでの流れは?
  • 一時置きする服があるか?

他にも考えることが多くあります。

自分が片づけに合わせるよりも、自分に合わせた仕組み作りがポイント。

得意、不得意、好き、嫌い、など違いがありますよね。

無理をせず、自分に合った片づけ方法にすることで、維持できるようになるのです。

綺麗を目指すのではなく、自分の生活、性格に合った方法を目指してくださいね。

1階洋室のBefore→After

4時間の作業の結果です。

1階洋室

Before

After

今回、シャッターを開け、窓の桟も掃除することができました!

窓を開けると、気持ち良い風が入り、空気が変わる感じがします♪

粗大ごみとして出すものを、一時置きしています。

その為、まだものの量は多め。

ですが保管を目的とし、しっかり用途別に分けたので、探す時間は減ると思います。

粗大ごみの手続きも、作業の合間に。

「後でやる」は、ハードルが上がるため、ぜひ今!と一緒にサポート。

ネットで受付も可能なので、スマホがあればすぐに申込みできます。

排出する日時も決まり、後は家から出すだけになりました。

クローゼットのBefore→After

1階客間のクローゼット

Before

After

扉が衣装ケースの邪魔をしているように見えますが、こちらは移動できる扉

収納の端まで活用できるのは良いですね。

それでも少し手間なので、使用頻度が低いものを衣装ケースへ収納しました。

クローゼット内のタンスや衣装ケースも全部出して、内部を綺麗に掃除しました。

もちろん、収納内のものも全て出して

途中、判断に悩む服は着てもらうなどしながら進めます。

判断がとても速かったこともあり、宿題を残しつつも整えることができました。

収納の考え方、季節が変わる時に意識した方が良いこと、起こりうる問題点など。

服が家中に点在している状態なので、ゴールはまだ先です。

その為、想定できることを確認。

維持するためのコツも盛り込んでお伝えしました。

片づけを終えて

4時間の作業としては、かなりのボリューム。

宿題も少し残ることになりましたが、おおむね完成できました。

洋室に置いた「古着でワクチン」の大きな紙袋は、まだまだ入るので開けたまま置いて。

分散している服、子ども達の服も進めていくことにしました。

粗大ごみの手続きも終了し、破棄する種類ごとに分類したため、すぐ家から出せる状態に。

家から出さないことには、スペースは生まれません

ここのハードルが高いことも多いので、一緒にサポートが効果ありです。

片づけをしてみると、気づきが多くあったよう。

実は、溢れていたご主人の服たち。

「思っていた以上に、パパの収納スペースが少なかったんだな~」なんて言葉が。

家族3人が女性ということで、服を持つ量も多く、ご主人のスペースが少なくなっていたようです。

「これじゃ溢れるよね~」と納得されていました。

ものを持つということは、持った分のスペースを必ず割く必要がありますからね。

今回の片づけで、ずっと以前に飾りたいと思い購入した絵も出てきました。

せっかくなら飾りましょう!

となり、出てきたのは「リビングでゆっくりくつろぎたい」という気持ち。

片づけをすることで、そんな想いもハッキリすることになりました。

来客があるからと、始めた片づけ。

行動するきっかけになったのはもちろん、理想の暮らしを考えるきっかけにもなったようです。

この日までに!とタイムリミットがあれば、思いのほか進みます。

始めてしまえば動き出す片づけ。

考えるよりも、まずは手を動かす!

これがとても大切です。

1人で始めるなら、広範囲に手をつけると終わらずに嫌になってしまう可能性も。

なので、小さなスペース一つからで大丈夫。

ぜひ、手を動かしてみてくださいね。

もちろん、1人より2人!

広い範囲に取りかかりたい場合は、ぜひ頼っていただきたいです。

一緒なら進みますよ♪

フォロー嬉しいです♪
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