なんだかここ最近、洗面所収納を変えてばかり。
というのも、年頃になってきた子ども達が「身だしなみ用アイテム」を、あれこれ購入するから。
やれ「ヘアワックス」が…、固める「ヘアスプレー」が…、汗対策用「制汗スプレー」が…
といったものが増え始め、洗面所収納を圧迫し始めました。
しかも、最初は小さいサイズで試していたのに、大きいサイズを購入しだしたから困ったものです。
「これ、どこ置いたらいい?」なんてことに!
ちょこちょこ変更して対応してきたけれど、根本的に見直す必要性を感じてきました。
片づけは、“場所の問題” と “ものの大きさや量の問題” が、絡んでいることが多い。
だから難しいのですね。
ものが増えてきたら、収納の見直しは必須!
収納から全て出し、ものを選んでから収納していくことで、しっかり見直しします。
おしゃれしたい年頃の子ども達と考える、洗面所収納についてです。
洗面所で「もの」が溢れる原因は?
収納が「もの」で溢れる時。
その原因がどこにあるのか?
考えたこと、ありますか?
様々な要因が重なって、問題が発生していることが多いです。
我が家の場合は
- 持つアイテムが増えた
- 持つもののサイズが大きくなった
これらがきっかけ。
そしてそこに、収納場所のスペースが絡んできます。
よく使うものを、取り出しやすい場所へ置く
と理解していても、
取り出しやすい場所が、ものの大きさ的に適さない
なんてことも、ありますよね。
「収納スペース」と「ものの大きさと量」を掛け合わせて、最適な収納を考える必要があるから難しい。
そして、収納スペースが固定されていることが多い洗面台。
ものの大きさに合わせる必要があることも。
スペースの分析が不可欠です。
我が家の洗面台収納
我が家の場合、使いやすい収納場所は、鏡裏3つ。
真ん中は幅が広めで奥行が浅い収納で、両サイドは幅が狭いけれど奥行がある収納です。
基本、棚は固定。
移動できる棚は小さなBOX型で、向かって右側には1つ、左側が3つ。
洗面シンク下には、引き出し2つと片扉の収納スペース。
収納量が少なく、コンパクトで狭い洗面台です。
凹んだスペースに洗面台が入っているため、両サイドに壁があり、右側の壁にはタオルバー。
家族の人数に対して見合わない、本当に狭い洗面台です。
朝、身支度する時間帯はラッシュに💦
全出しして仲間分け
根本的に見直す時は、今までの収納方法を一旦忘れることがポイントかも。
今までの収納場所、収納方法が当たり前になっていて、新しい視点を持つことが難しくなっているから。
これは、自分も難しいと感じます。
当たり前の景色を疑うことって難しい。
そこでまずは、全出し作業から!
洗面台収納に入っていたもの、全て出していきます。
最初にすることは、「いる」、「いらない」の判断から。
洗面所では、大切なものというよりも、必要なものがほとんどでは?
判断しやすい場所ですよね。
ざっくり仲間分けもしていきます。
人別、使うシーン別、種類別、使用頻度別。
どのような分け方が合っているのか?
使う時のことを考えて、行動動線も意識してみてくださいね。
家族構成、生活スタイルで大きく変わります!
ご家庭に合った方法を探す必要がありますよ
収納場所の分析
収納場所の分析も大切です。
高さは、届く届かないはもちろん、ものの重さや大きさが関係してきます。
例えば、重いものを高い場所へ収納することは危険ですし、大き過ぎるものも危険。
背の高い人と背が低い人では、適した高さが違います。
また身体的に、かがむことが難しいなど。
人それぞれ事情がある場合もありますね。
収納場所の幅や奥行などからは、入る「もの」や「量」が変わります。
収納を分析することで、何を収納するかが変わることも。
ざっくりエリア分けをしてから、収納を考えた方が進みやすいですよ。
取り出しやすい、戻しやすい場所から考えてみて下さいね。
片づけが苦手…の苦手って?
そもそも、片づけが苦手…そんな風に感じている方も、いることでしょう。
この「苦手」、どのようなことが苦手ですか?
苦手も分析すると、実は色々な要因が隠れています。
判断が苦手な方もいれば、収納方法がわからない方もいるでしょう。
そもそも片づけ以前に、時間が足りなかったり、スペース以上にものを購入していたり。
習慣にすることが難しい方や、元の場所へ戻せないなど。
実は、苦手な理由(問題点)が、ハッキリわかっていない方が多い印象。
苦手を深掘りしてみる必要があります。
問題の根っこをみつけないことには、同じことを繰り返すことになるからです。
スペースが小さめで、判断がしやすい洗面所だって同じ。
根本的な問題点に気づくことで、片づけの作業がスムーズになりますよ。
収納方法は、あまり問題ではないことが多いのです。
収納で考えたいこと
ちなみに以前の整髪料は、小さな蓋つきのケース。
使い終わり、次に購入したのはチューブ型。
さらにもう一つ、一回り大きな整髪料を購入したため、入りきらなくなってしまいました。
ここは、片づけが得意ではない、次男に合わせて収納変更です。
彼が使うものから、指定席を決めていきます。
今や一番身長が高くなった次男。
鏡裏真ん中の一番上の棚を彼専用スペースに。
アイテムに関係なく、一か所へまとめることにしました。
以前は「もの別」を意識していましたが、「人別」でまとめることにしたのです。
種類が同じでも、使っていないものは移動させ、使っているものだけをまとめました。
購入するものの形、大きさが変わり、収納場所を変えた今回。
何を購入するかで収納方法が変わること、意外と多いです。
例えば、キッチンペーパー。
ロール型なのか?ボックス型なのか?で、必要な収納スペースが変わり、置く場所、収納方法が変わります。
洗剤などの詰め替え品では、業務用の大きなタイプならスペースがより必要。
そもそも、洗剤本体の形が大きいもの、コンパクトタイプでも違います。
何を選ぶのか?で変わってきますよね。
「もの」の入り口(購入するとき)にも、意識してみるとよいですよ。
そして狭いからこそ、「使っているもの」と「保管するもの」を分けて収納します。
鏡裏に置くものは、今使っているものだけにして、ストック類は、洗面台下収納へ。
さらに、置き場所を決めただけではなく、ストックする数も一つだけと決めました。
狭いからこそ、ものの量は意識しないと溢れてしまいます。
このスペースに入るだけ、とするのも手ですよ。
我が家の片づけポイント
- 片づけが苦手な人に合わせる
- 取り出しやすい、戻しやすい場所から決める
- もの別、行動別など、何でまとめるとよいか意識する
- ものの量を見極める、決める
ものの大きさと量、収納場所のバランスを考えるために…
まずは、全部出して全体を把握してみてくださいね。
まとめ
暮らしが変化すると、収納を見直す必要がでてきます。
特に、毎日使う場所が乱れると、ストレスも倍増ですよね。
一度しっかり片づけをしていれば、変化に対応することは難しくありません。
まずは一度、全部のものを出して、要・不要の判断をするところから始めてくださいね。
一番の近道ですよ。
洗面台は狭いスペースだからこそ、持つものの「大きさ」と「量」を意識して。
「使っているもの」と「ストック(保管)するもの」を、わける。
使いやすい洗面所を目指してみてくださいね。