8人家族から、2人家族へ。
家族構成が変ったことで、大きな変化が。
それは、在庫の数。
今までは消費量も多く、揃える味の幅も広かったとのこと。
その為、あちこちに点在していた、調味料や食品のストック。
まずは、その全てを出していただくことにしました。
こんなに、あちこちから出さなきゃいけないなんて!
当たり前すぎて、何も問題ないと思っていたけれど…
「全部出す」ことで、実は面倒な作業なのだと気づかれました。
もちろん点在していたら、全部を把握することは難しい。
消費期限が切れたものが多く出てきました。
調味料や食品ストックの保管場所をまとめ、持つ数を決める。
暮らしが変わった時こそ、整理する大切さがわかる事例です。
※掲載許可いただいています
ストックを持つ目的をハッキリさせる
ストック(在庫)の量には、正解がありません。
家族構成や人数、家庭の事情など、様々な要因がありますよね。
我が家は子どもが小さい頃、アレルギー対応で「米粉」を使用。
当時、買う店が限られ購入が大変。
その為、米粉のストックが多くなる…
なんてことも、ありました。
数多く持つのであれば、それなりに管理する必要があります。
時々、在庫数がとても少ない方がいますね。
スッキリし、保管スペースが少なく済むことがメリット。
ですが、防災の観点も必要だと自分は考えます。
問題なのは、全体を把握できないこと。
食品類は期限があるため、管理する力が特に必要かもしれません。
持つ意味や目的が、とても大切になってきますね。
収納に合わせて分け方を考える
集めた調味料や食品ストック。
仲間分けをしていきます。
すでにキッチンで保管していたものを考慮。
ご自身なりの分け方が、既にありますよね。
- 開封したらどこで使うのか?
- 使用中の置き場所はどこか?
- どれくらいの量(数)ストックが必要か?
- 収納スペースの広さ、深さ、大きさ
日常の動作や行動を考えながら、分けていきます。
置き場所を考慮し、大きく3つに分けることに。
- 床下収納 → 重い、大きい(高さがある)もの
- キッチン収納 → 使用頻度が低めの嵩張るもの
- カウンター → 小さめ、すぐ食べれるもの、乾物類
①②は、元々収納していたものを中心に、点在していたものを集めて収納。
調味料を中心に、大きく重い液体系を床下収納、それ以外をキッチン引き出しへ。
③のカウンターは新しく購入したので、中が空っぽ。
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/11/キッチン9月13日⑥.jpg)
こちらには小さめなもの、すぐに食卓へ出せるものなどを中心に。
残り全てのストックを、まとめることにしました。
収納に合わせて、分けていきます。
- 液体調味料(大)
- 液体調味料(小)
- レトルトや缶詰、乾物や小さい調味料
After
収納場所別に、入れたものです。
①床下収納
油、料理酒、醤油、みりん
②キッチン収納
1)ケチャップ、マヨネーズ、ソース、焼き肉タレ、ごま油、鍋のつゆ、味噌汁等のフリージング、お茶漬け
2)塩、砂糖、鰹節、片栗粉、小麦粉
③カウンター
1)カレー、シチュー、パスタ関連、麺類
2)その他
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/10/カウンター扉小10月16日.jpg)
お手持ちの箱を使い、種類別に。
中身が分かりやすいよう、箱へ書いて。
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/10/カウンター扉10月16日.jpg)
一番下には、帰省する2人の娘家族の食器をまとめて。
必要な時だけ出せるようにしました。
また、カウンター扉の上にスペースが。
こちらはビニールのストック、お盆置き場に。
カウンター上を広く空け、作業スペースを確保しました。
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/09/キッチン9月13日⑥上.jpg)
タウンターの上は、つい置きたくなってしまう場所。
目的をしっかり決めて、「元の場所へ戻す」を習慣に。
維持するコツですよ!
必要な場所へ使いやすいように収納
ちなみに、お盆の置き場は2か所。
毎日使う小さめのお盆。
こちらは一緒に使うものの横へ、出しっぱなしに。
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/10/キッチンニトリスタンド使用.jpg)
ニトリの「鍋ふた・まな板スタンド ダブル」を使い、立てて収納。
以前は、ものが溢れていたキッチン横のカウンター。
整理したことで、置くスペースが生まれました。
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/10/I-キッチン横カウンター.jpg)
キッチン横のカウンター上。
整理して出来たスペースへ、隠さない収納。
出しっぱなしが便利ということもありますね。
必要な量を決めるために
作業中、2人の生活に必要な量の話に。
以前は物凄い速さで、使い切っていた様子!
8人だとそうなりますよね。
いきなり2人ですから、戸惑うのも当たり前です。
家族構成が変わった今は、在庫があっても仕方がありません。
これから、2人にあった量へサイズダウンしていけば大丈夫です。
![](https://kurashi-and.com/wp-content/uploads/2023/11/キッチン9月6日②A.jpg)
そこで調味料などは、開封時の日付を書いておくことを、おすすめしました。
使い切るまでの日数が、把握できます。
きっと、以前とは随分違うことでしょう。
不安感から買ってしまう…を防ぐには、どれくらいで無くなるのか?
必要な量を把握する必要がありますよ。
在庫がいくつあれば安心なのか?
- 使い切るまでの日数
- 買い物の頻度
- 買い物の大変さ(距離や時間、方法)
- 収納スペース(広さ、場所)
これらを考慮して決めてみてくださいね。
調味料や食品ストックを管理するために。
まずは、全部出して全体量を把握。
あちこちへ置かず、仲間でまとめてみてくださいね。
賞味期限切れや、重複して購入してしまうことを減らすことができますよ♪