「面倒だなぁ~」
そんな気持ちで片づけを後回し。
忙しかったり、疲れていたり、やる気が起きなかったり…
後でやろうと後回しにしてしまうこと、ありますよね~
自分はあります(笑)
けれど、大量に溜めてしまうと増々嫌になってしまい、悪循環に陥ることに。
その悪循環を、どこで切るのか?
ここがポイントなのかな~なんて思うのです。
片づけでは、「もの」以上に難しいと言われることが多い「書類」
でも実は、「もの」よりも基準をつけやすく、維持しやすいと感じます。
もちろん、一度しっかり整理をしてルールを決める必要はありますね。
意識することは2つ。
「整理する時」と「整理の基準」を決めることです。
整理する時を決める
まずは、整理する時を決める、について。
そもそも書類整理って、言葉通りに「書類」を「整理」することです。
広辞苑で「整理」の意味を確認してみると…
記載されている①②が、片づけにおける「整理」にあたりますね。
①乱れた状態にあるものをととのえ、秩序正しくすること
②不必要なものを取り除くこと
広辞苑 第七版より
その為、その書類を残すのか?破棄するのか?を最初に判断する必要があります。
判断する一番ベストな時は、手にしたその時。
その場で要・不要を判断し、保管する必要があるならば、決めた場所へ入れる。
これができれば、書類が乱れることはありませんよね。
とはいえ難しいときも…
いつもできるとは限らないから、整理する時を決めてしまうのです。
考え方は2つあると思います。
- 時間で考える
- 量で考える
時間で考える
- 一日の終わりに
- 仕事が休みの日に
- 子どもが寝ている時に
- 月末に
などなど。
メリットは、習慣化しやすいことでしょうか。
デメリットは、溜まった書類量に違いが出るため、書類が多い時には大変になってしまう可能性が。
時間で習慣化する方が向いている方に、おすすめだと思います。
量で考える
- 収納用品がいっぱいになったら
- 収納場所がいっぱいになったら
これは、一時置き場所の話です。
一時置き場所を決めておき、これだけ量が溜まったら整理する、と決める方法。
メリットは、一定量で整理するため、見た目にわかりやすいことですね。
デメリットは、書類が溜まるまで手をつけないと、判断時期が遅くなったり、時期を引き延ばしがちになったりすることでしょうか。
一時置きする量を多くしないことがポイントですね。
どちらにせよ、「いつ判断するのか?」を、しっかり決めることが大切になります。
整理の基準を決める
次に、整理の基準を決める、について。
自分にとって、必要なのか?不必要なのか?の判断基準を、しっかり決めることになります。
ここが曖昧な方が、多いのではないでしょうか。
その時々判断はしていても、本当にこれで良いのか不安が残る場合。
家中の書類を全て集めて目を通し、整理することをおすすめします。
もちろん、いきなり全部の書類を集めなくても大丈夫です。
判断しやすい書類は必ずあります。
期限が決まっていたり、手放しても再度手に入れることができたりするなら安心ですよね。
手に取れる量、1日10分など、少しずつ進めていきます。
少しずつ進めても、家中の書類に目を通すことを目標にして欲しいのです。
書類の要・不要の判断は、家にとっての大切なことが浮き彫りになります。
- いつ、その書類を活用するのか?
- 自分にとって大切なこと、ものは何か?
判断を繰り返していくことで、ハッキリした基準を決めていくことができると思います。
大切なことは人それぞれなので、大事にしたいのは、自分(家)の基準。
破棄、保管の基準を決めることで、書類整理のハードルがグッと下がります。
もし判断に悩むのなら、なぜ不安なのか?を考えてみてくださいね。
- その書類が無いことで困ることは何?どのような状況?
- また手に入れることができるのか?
- どのような時に活用するのか?
この3つを意識してみてください。
そして、保管すると決めても「いつまで」保管するのか決めてくださいね。
破棄する時を決めてしまうことで、管理が楽に。
「整理の基準を決める」ことは、書類管理のルール作りに繋がりますよ。
習慣化する
どんな方法であれ、習慣化しなければ書類は溜まります。
まずは決める、次に習慣化♪
書類の保管から破棄までの流れが決まっていて、ルールに沿って運用できることが書類整理のゴールなのです。
ちなみに我が家では、時間と量のミックス型。
書類の一時置き場所を決めていて、平日はそこへ。
休みの日に整理。
休みの日に取りかかれなくても、一時置き場がパンパンにならなければOK!
という、かなり緩いルールです(笑)
でも実は、保管か破棄か、その場ですぐに判断していることがほとんど。
保管する書類を、一時置き場所へ入れるようにしているからです。
これは、手にした時に封筒から出して見るようにしているから。
そのまま一時置き場所へ入れないようにするだけでも違いますよ。
広告なども多く、意外と必要な書類は少ないものです。
家中の書類としっかり向き合うことで、安心が生まれます。
書類整理は、本当におすすめ。
ぜひ、「整理する時」と「整理の基準」を決めることから始めてみてくださいね。