以前雑誌で、料理研究家 平野レミさんの記事に「ベロシップ」という言葉がありました。
なるほど~と思う素敵な内容。
毎日の家事、「料理」を、少しだけ頑張れるような気がした話です。
「ベロシップ」って何?
「ベロシップ」は、料理研究家 平野レミさんが創った造語のようです。
「味覚」=「ベロ(舌)」として、味覚で家族が繋がって、絆が強くなることを例えているとのこと。
それは、「スキンシップ」のように、とても大事だと…
毎日、「美味しいね」と言いながら家庭で食事を楽しめたら、家庭はもっと平和になる。
平野レミ「家族の味」
そういう家庭が増えたら、世界はもっと平和になる。
世界平和の一助は、親が担っていると思うんです。
世界平和というと、とても壮大な話のように聞こえます。
ですが、それぞれの家庭が平和であることが、大きな平和になる、という発想は素敵だな~と思いました。
我が家の味
実は自分、家事の中で「料理」が一番苦手…
食にあまり興味が無いタイプなのです。
ですが家族を持ったことで、少しだけ変わりました。
やっぱり家族が「美味しい~」と言ってくれると嬉しい。
美味しく食べて欲しい人ができると、変わるのですね。
さらに我が家は、次男が重度のアレルギーだったため、外食は出来ない、お惣菜なども買えず、とにかく作るしかありません。
洋食系、パン、お菓子、などは特に。
給食が一切無理だったため、給食のメニューと同じメニューを作り、小学校6年生まで毎日持たせていました。
不思議と嫌だとか、面倒だという気持ちにもならず、なぜか頑張れる。
家族みんなが同じ食事。
なので次男以外の子ども達も、我が家の特別メニューが「我が家の味」なのだと思います。
幸せをつくっている
子供がいてもいなくても、1人でも何人でも、食事の大切さ、家が整っている大切さがあるような気がします。
子供にとっては特に。
温かい食事と整った家、清潔で暖かい布団があれば、家が安心できる場所になる。
家が帰る場所になると信じています。
そして、我が家がそうであるように…と思い整えてきました。
毎日の食事も大変だし、家を整えることだって大変💦
だけど、家族の幸せをつくっていると考えると…頑張りたい!と思えるから不思議です。
世の中の、「頑張らなくていいよ」というメッセージ。
頑張りたいことを頑張るために、頑張らなくてよいことを頑張らない、なのかな~なんて。
力まず頑張り過ぎず、頑張りたいことには一生懸命でいたいです。
平野レミさんの素敵な話が、本になっています。
和田誠さんの絵も可愛い!
読むと元気がもらえると思いますよ。