今回のお客様は、ご自身のスペースに悩まれていました。
- 1人だと進まないことも、サポートがあれば進むこと
- 整理がしっかり出来ればスペースが出来て、何も買い足さず収納できること
この2点が、はっきり分かる事例でした。
参考になることが多くありましたので、ご紹介します。
※掲載許可、いただいています。
【ご依頼者様】 50代女性(パート勤務)
【ご家族】 ご主人、長男(大1)
【お住まい】 2DKマンション
【ご希望箇所】 部屋内、ご自身のスペース
【作業内容】 整理収納サポート お試しプラン(3時間)
お悩み
お悩みの箇所は、ご自身のスペース。
窓用冷暖房機器が部屋へせり出し、デッドスペースができていました。
ずっと「なんとかしたい…」そう思いながらも、取りかかれずにいらっしゃったとのこと。
空いたスペースを、ご自身なりに工夫され、あまり使わないモノを「かご収納」。
そして上部スペースが空いていると、上へ上へと積み上げてしまったそう。
ついつい空いたスペースにモノを入れてしまうことは、よくあります。
また、寝かせて収納し積み上げてしまうと、動かすことが面倒に。
下のものが取り出しにくく、死蔵品になりがちです。
面倒から、そのままになってしまうことも、よくありますね。
スペースの検証
なかなか作業に取りかかれない要因として、「何から始めればよいか、わからない」ということが一番多いように思います。
作業として初めにすることは「整理」です。
片づけする場所から物を出し、要・不要の判断をします。
家全体や広いスペースの場合は、最初に片づけの目的を決めると判断がしやすくなりますよ。
今回は、個人のスペース。
使いやすい収納にしたいと、目的が決まっています。
スペースの使い方が、主な問題のようです。
室内に飛び出した「窓用冷暖房機器」が、ネックですね。
実際のスペースを拝見し、収納家具を計測すると、置き方を変更しても納まることが判明。
小さめの収納家具だったため、配置換えをすることにしました。
Before
写真右に写っているのが「窓用冷暖房機器」
収納家具を横向きに設置。
横の空きスペースに、使わないものを「かご収納」されていました。
よく使う書類は縦置きされていましたが、その下には寝かせた冊子が積みあがっています。
まずは、この場所から全て出し、要・不要を分けていきます。
その判断の早いこと!
手を動かし始めれば、進むのですね。
整理するとものの量が半分ほどに。
収納家具の配置を変えて、収納していきます。
After
配置換えによって奥行のない収納家具を壁側に。
その為、前面にスペースが出来ました。
確かに窓用冷暖房機器は邪魔ですが、スペースが出来たために不便さは感じません。
配置換えによって空間が出来たことがポイントです。
置き方を変えても横幅は変わらなかったことに、なぜ気づかなかったのか…
たぶん、見慣れた風景になってしまっていたのですね。
毎日目にしていると、「当たり前」になってしまいます。
その為、発想の転換が出来なくなっていたのだと思います。
もちろん、整理をしっかりされたことも大切。
その為、全体量が減り収納できた!というわけです。
「整理」の賜物ですね♪
お客様の感想
嬉しい感想もいただきました。
窓用冷暖房機器があるため使いづらい配置を、安藤さんのアドバイスでスッキリさせることができました。
しかも、今ある物を使って、配置換えだけでスッキリできたのが良かったです。
1人だと作業が中断しますが、一緒に作業していただいたので、スムーズに進みました。
また、収納家具の移動や、拭き掃除まで手伝っていただき助かりました。
ありがとうございます!
収納家具の移動など大掛かりになったため、お疲れになったと思います。
お疲れ様でした!
まとめ
広いスペースではありませんでしたが、収納家具の移動は意外と大変です。
それでも、お客様の判断が速かったため、2時間程の作業で済みました。
「お試しコース」では、お悩みをお聞きすると共に、片づけの進め方やポイントなどを最初にお伝えします。
その為、作業時間は2時間半程度。
洗面台、小さめの玄関、ご自身のスペースなどが最適です。
最初に片づけを知ることで、お試し後に自分でチャレンジするハードルが下がると思います。
お客様も「今度はここをやろうかな~」なんて、おっしゃっていましたよ!
帰り際、「ずっと気になっていたから、本当に良かった」と、スッキリされた表情。
とっても嬉しく思いました。
小さな場所、一か所でも整うと変わります。
一人で悩まずに、ご相談くださいね♪