今までは、綺麗に掃除して綺麗に入れ直す…
なぜ、そのまま戻していたのかな?
そんな気づきがあった、今回の片づけ。
「整理」をすることなく、綺麗に元へ戻す。
意外とやってしまうのかもしれません。
実は、しっかり整理をすることが一番大切。
整理をしたら、何が入っていたのか思い出せない!ほど、スペースが出来ました。
洗面所の片づけで出てきたのは、記憶がないもの、なぜか溜め続けていた大量の試供品…
毎日使う場所だからこそ、使うものだけにしたい!洗面所の片づけです。
※掲載許可いただいています
片づかない問題点はどこ?
普段から綺麗にされていた洗面所。
凄く困っているわけではないけれど、なぜかスッキリしない…
そんなお悩みでした。
洗面所は、毎日使う場所。
そこがスッキリしないということは、毎日モヤモヤ過ごすことになりかねません。
よく見ると、使うものと使わないものが混在しているよう。
ですが、洗面所は広い場所ではないため、なんとなく手が届いてしまいます。
そのことが、問題を見過ごすことになってしまったようです。
「少しだけ面倒」が、「なんとなく」スッキリしない原因かも
また、一度収納した場所が定位置になってしまうこと、ありませんか?
不便に感じても、そのまま過ごしてしまう…
長く同じ家に住み続けている方に、起こりがちだと感じます。
そして、「整理」を知らないと、「綺麗に掃除して元に戻す」を繰り返しがちです。
収納からものを全て出し、まずは整理。
その後、洗面所全体を見直し、置き場所を再検討する必要がありました。
全出しして整理
まずは、洗面所からものを全部出し、整理していきます。
使っている・使っていない、いる・いらない、など、判断し分けていく整理。
出す時は、ざっくりと人別、用途別にまとめながら。
すると、「これ、誰のもの?」という、記憶にないものが。
また、一度も使用していないものや、大量の試供品が出てきました。
さらに、昔は使っていたけれど、今では全く使わないものなども…
小さなものまで、一つ一つものと向き合い、判断していきます。
顔や体につけるものは、期限があるため迷うことなく判断。
長年使用していないものは、この先も使用することはないと判断されていました。
同じものが何個も出てきた場合は、使用頻度や、いつ使うのかを確認。
しっかり数を決めて整理し、この先増やさないよう心掛けることに。
「整理」をしっかりするだけで、違いを感じますよ!
使わないもの、古くて使えないものが、たくさん出てきました。
使用頻度を基に収納を考える
使用頻度を確認しながら、収納場所を決めていきます。
まずは、洗面所全体を、使用用途や人で大きく区分け。
元々の区分けは、大きく変えないこととしました。
例えば、
- 向かって左側の収納は、夫のもの
- 向かって右側の収納は、妻のもの
- 洗面下の扉収納は、共通ストック
などといった感じです。
そこからさらに、細かく収納をみていきます。
今まで、何が不便だったのか?
どこにあったら使いやすいか?
しっかりと考え、確認しながら決めていきました。
Before→After
収納別、Before→Afterです。
Before
After
不要なものが多く出たため、出しっぱなしになっていたものも収納できました。
Before
After
使いやすい上段引き出しに、あまり使わない細かなものが収納されていました。
整理し、場所を移動。
よく使う、ドライヤーの定位置に。
あえて広いスペースをとり、コードも気にせずサッと出し入れできるようにしました。
Before
After
旅行でもらったアメニティや袋は、数を決めて場所を移動。
引き出しが開きにくくなっていて、下段はかがむ負担がありました。
そのため、ほとんど使用しないものを入れることに。
Before
After
収納内、向かって左奥には、大きな水受けがあり、収納が限られます。
ほとんど使用しない旅行用のものは、右奥の備え付け収納用品へ。
備え付け扉裏収納にストックしていた歯ブラシは、開ける度に落ちてしまうとのこと。
そこで、歯間ブラシと共に立てて収納することに。
この、備え付け扉裏収納を取ることで、収納スペースをさらに確保できます。
スペースに合った収納用品を、後日購入することになりました。
Before
After
毎日使う、基礎化粧品などを下段手前にし、ストックをケース内へ。
タオルは取りにくい最上段から中段へ移動。
ほとんど使わないものを最上段へ収納しました。
Before
After
お化粧道具をまとめました。
動くトレーの下には、毛抜きや眉用ハサミ、髪の毛のピンなど、あまり使わないものを。
Before
After
主にストックを入れていました。
深く使いにくい収納ですが、入れる種類を厳選し、重ならないようにしました。
まとめ
ものはもちろん、収納用品も使いにくく汚れていたものは破棄。
家に余っていた収納用品や、お手持ちの箱を使用して収納しています。
整理をしっかりしたことで、ものが激減!
特に収納を工夫しなくてもよいほどに。
ちなみにものが激減したのは、手放したからだけではありません。
今回、洗面所に置く必要がないものは移動させています。
整理でしっかり分け、仲間を意識することで分類が変わったのです。
箱に入って積み上げていたものも、出してみると中身が少なく…
出すことで見えるようになり、管理しやすくなりました。
もちろん、箱に入っていた方が収納しやすい場合もあります。
ですが今回は、高さのあるスペースを活かし、全体的にものを寝かせず立てて収納するように。
パッと見て分かる!ことで、把握しやすくしました。
今回、一番大量に出てきたのは、アメニティグッズや試供品。
基礎化粧品を購入するたびにもらったものを、「旅行用に…」と、たくさん保管されていました。
今回、保管する数を決め、これからは入れ替えすることに。
新しいものをストックし、入れ替えたら普段使いすることで無駄にしない。
ルールを明確にしました。
そもそも旅行自体、ほとんど行かなくなっていたようです。
ライフスタイル、ライフステージが変わっていたのですね。
必ず、「全出し→整理→掃除→収納」と、整理してから収納するだけでも変わります。
収納する時は、「使うものを、使う場所へ」
本当にこの場所が最適なのか?考えてみてください。
それだけでも、ずいぶん変わると思いますよ♪
しっかり整理をすることで、収納の工夫をしなくても使いやすくなった今回のケース。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!