先日、介護環境整理アドバイザー講座を受講しました。
受講したい気持ちはあるものの迷い、ずいぶん時間が経ってしまいました💦
やっぱり受講して良かったです。
今年は自分も50歳。
これからの事を考えると、ぜひ新しいチャレンジをしたいな~と思っていました。
自分はもちろん、周りでも、親が心配になってくる世代。
実家の片づけ問題が、他人ごとでなく現実的なことになる方も多いのではないでしょうか。
実際に同居生活をしている自分にとって、ここ数年は考えることが多くありました。
きれいごとでは済まないことが多くありますね。
自分の場合は介護の問題ではなく、同居の問題だと認識しています。
実際、介護という意味で眺めてみれば、問題が多いわけでは無いと感じるから。
やはり「距離」は、とても重要です。
そして、体験や気持ちを吐き出せる場所がなければ、抱えきれません。
受け入れることが出来なかったり、常に優しく出来ないこともあると思います。
家のことを話すことはハードルが高く、自分自身も自分の問題だと抱え過ぎてしまいました。
次第に、この経験を活かしていきたい、介護に向き合う同世代の方のサポートをしたい、という気持ちになったことは、自然な流れでした。
片づけから始められることがあるのでは?と思っています。
講座は、基礎知識はもちろん、介護環境を安全に保つコツや配慮すること、介護される側する側どちらも楽になる方法など。
高齢者の事例などを用いたワークを、いくつか行います。
他の受講者の方と一緒にワークすることは、気づきが多くありました。
立場も環境も違う方と話すことで、違う見え方・考え方を知り、改めて自分を振り返ることができます。
そして、想像には限界があると考えさせられることも。
本格的に介護環境を整えるには、もっと学ばなければいけないと思いました。
今後本格的に学ぶ気持ちになれたことが、一番の収穫だったのかもしれません。
そして、自分の経験は自分だけのものだという現実。
仕事として介護に向き合うことと、家族として介護に向き合うことは大きく乖離していると思いました。
同居ならさらに。
どんなに多くの経験をしても、あくまで自分の経験でしかないという謙虚さは忘れたくない。
「寄り添う」ということの意味を再度考える、良い機会になりました。
片づけの奥には、人それぞれ、家族それぞれの事情や問題があります。
そのことを想像する、想いを馳せることのできる人間でいたいと思いました。
家の片づけを依頼すること自体、迷い、勇気がいることですから。
信頼に値する人であるよう努めます。
今回、受講をスタートとして新しいチャレンジをしてみよう、というきっかけになりました。
まだまだやれることは、たくさんある!と思えばワクワク♪
学ぶことは、いくつになっても楽しいものですね!